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「嫌われる勇気」要約まとめ8【幸せになるために回すべきサイクル】

「嫌われる勇気」要約まとめ8【幸せになるために回すべきサイクル】 人生を豊かにする本の要約
「嫌われる勇気」要約まとめ8【幸せになるために回すべきサイクル】



本記事はこんな人におすすめ
「嫌われる勇気」を大まかに知りたい
漠然とした悩みを抱えていて、解決したい
幸せになる具体的なステップを知りたい

本記事を読んで得られる教訓・メリット
以下の3ステップで悩みを解決し幸せになれる
 ステップ1:自己受容
 ステップ2:他者信頼
 ステップ3:他者貢献
私の失敗談が読める

名著「嫌われる勇気」の終盤クライマックスで「幸せになるために回すサイクル」が解説されています。今まで私が解説してきたお話や教訓をつなぎ合わせて1つのサイクルにすることで、悩みを解決するゴールである「共同体感覚」を得ることができます。


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幸せになるために回すべきサイクル

第7回の記事で「悩みの解決のゴールは共同体感覚である」というお話をしました。

「共同体感覚」とはざっくり言うと「私はここに居ても良いんだ」という安心感です。コミュニティに属しておりそこに貢献できていると感じることです。詳しくはコチラ↓

「嫌われる勇気」要約まとめ7【幸せのカギ「課題の分離」「共同体感覚」】
本書では「すべての悩みは他人との比較から」「人生に競走がある限り幸せになれない」と言います。これらの悩みの具体的な解決方法を解説していきます。アドラー心理学では、対人関係の悩みを解決するスタートは「課題の分離」でゴールは「共同体感覚」であると言います。

共同体感覚にたどり着くためには、以下の3ステップから成るサイクルをぐるぐる回すことが必要だと述べられています。

  • ステップ1:自己受容(ありのまま、100点満点中60点の自分を受け入れる)
  • ステップ2:他者信頼(自己中心的な生き方を辞めて、関心を他者に向ける)
  • ステップ3:他者貢献(承認欲求を満たすためでなく、他者のために働きかける)

それぞれのステップについて詳しく解説します。

ステップ1:自己受容

自己受容とは「ありのままの自分を受け入れることです。

本書では「自己受容」と「自己肯定」は全くの別物だとし、「自己肯定」はハッキリと否定しています。本書によると

  • 自己受容=100点満点中60点しか取れない自分を受け入れる。別名「肯定的な諦め」
  • 自己肯定=今は60点しか取れないけど、本気を出せば100点取れる。

同じ60点でも全く意味が違ってきますね。前者の場合、自分の能力には限界があることを認めています。自分の限界を認めることで人は「自分にできることと、できないこと」を区別して考えることができるようになります。これが区別できると自分のできることに集中することができ、できないことを切り離して諦めることで未練がなくなって頭の中がスッキリします。

一方で後者の場合、よく言えば「粘り強い」とも言えますが、悪く言えば「諦めが悪い」「自己評価が実力より高い」と言えます。いつまでも「自分はもっとできる」とあれもこれも手を出すようになってしまい、頭の中がやることリストでいっぱいになってしまいます。しかし、現実は出来ないことも多いので、そのギャップに悩んでしまいます。更に、出来ない自分に対して「今は本気を出していないだけ」と諦めやすくなるクセがついてしまう恐れもあります。

ステップ2:他者信頼

他者信頼とは文字通り「他者を信頼すること」です。

本書では「信頼」と「信用」は全くの別物とし、「信用」はハッキリと否定しています。本書によると

  • 信頼=無条件で信じること
  • 信用=根拠・担保などの条件付きで信じること

同じ信頼ですが、前提条件が全く違います。

「無条件で信じる」と聞くと「裏切られそうで恐い」と思う人も多いと思います。視点を変えて、信頼される相手の立場になって考えてみましょう。無条件であなたを信じてくれる人が居たとします。友人・家族・恋人誰でも構いません。想像してみてください。その人は文字通りあなたを無条件で信じてくれます。無条件なので、あなたが何度約束を破っても裏切ってもずっと信じてくれます。するとどうでしょう。そんな相手を、この次も裏切ろうと思いますか?

人は自分を無条件で信じてくれる人を裏切ろうとは思えないのです。つまり、あなたが勇気を出して相手を無条件で信じれば、相手はあなたを裏切らず、より強い絆で結ばれることができるのです。始めのうちは小さな約束の反故や裏切りなどの痛みを伴うかもしれません。しかしその痛みの向こうには「強い絆」が待っています

強い絆で結ばれた人と一緒にいる空間は幸せですよね?幸せになるためには、少しの痛みを覚悟して勇気をだして相手を信頼してみましょう。

ステップ3:他者貢献

他者貢献とは文字通り「他者に貢献すること」です。

このとき大事なのが、自分の存在を認めてもらうために他者に貢献してはいけません。自分の存在価値を他者に委ねることは、ステップ1:自己受容ができていない状態です。自分の価値を他者の判断に任せると「他者にとって都合の良い人間」で終わってしまい、それは他者にとっては素晴らしいかもしれませんが、あなたの人生は幸せにはなれません。

ステップ1で「ありのままの自分」を認めることができて、ステップ2で「勇気を出して他者を信頼」することができれば、このステップ3では他者を仲間だと思って貢献できるはずです。ステップ3ができるあなたは相手に必ず受け入れてもらえます。そうすればあなたは「私はここに居ても良いんだ。私の居場所がここにはある」という所属感(=共同体感覚)を得ることができます。

3ステップで幸せのサイクルを回そう

「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」を3つのステップでそれぞれ切り分けて紹介してきましたが、本書では「この3つは1つでも欠かすことのできない円環構造をしている」と言います。

自己受容(ありのままの自分を受け入れる)するからこそ、自分に恥じることなく、そして裏切りを恐れずに他者信頼ができる。他者信頼ができて相手を自分の仲間だと思えるため、他者貢献ができる。他者貢献ができて自分の居場所を見つけることができるからこそ、その居場所で自己受容、つまりありのままの自分で居られる…

というように、3ステップをぐるぐるサイクルのように回し続けることでより幸せに近づきます。

ええぞうの失敗談

今振り返ると昔の私は、ステップ2「他者信頼」ができていない人間でした。

今から5年ほど前、仕事の都合で中国に半年単身で赴任することになりました。長期の海外赴任は私にとって初めての体験でした。

滞在先には私の勤め先の日本人がが20人と現地で雇った中国人が3人いました。はじめ私は「どうせ半年で日本に帰るし、上辺だけの付き合いでいいか」と考え、彼らと心の距離を近づけようとしませんでした。もちろん仕事中は和やかに話をしたり、時には夕食を一緒に食べることもありました。しかし心の奥底では、ありのままの自分をさらけ出さずにいました。

初めての海外赴任というのは、私の思っていたよりも精神的にきついものでした。食事の違い、言語の違い、習慣の違いは私の心にじわじわとダメージを与えて、2週間も経った頃には私は相当に疲弊していました。そんな状態で24時間ずっと、心許せる相手のいない異国の地で私の心が限界を迎えるのはそう時間はかかりませんでした。

そんな私の心を救ってくれたのは、赴任先の部署の仲間たちでした。私の心の状態を知ってか知らずか、休日に私を日帰り旅行に誘ってくれました。旅行先で私は大自然に触れることで、心身ともにリフレッシュすることができました。仕事中ずっと人工物に囲まれていた私にとって、大自然は最高の癒やしでした。

それ以降、私は「この人達には心を開こう」と考えを改めて、ありのままの私をさらけ出し、彼らを信頼し、彼らに貢献することで、赴任先は私にとって居心地のいい場所になりました。赴任から5年近く経ちますが、当時の仲間とは今でも連絡を取り合っていて、長く付き合える関係を築くことができました。

まとめ

共同体感覚(全ての悩みの解決のゴール)にたどり着くためには、以下の3ステップから成るサイクルをぐるぐる回す。

  • ステップ1:自己受容(ありのまま、100点満点中60点の自分を受け入れる)
  • ステップ2:他者信頼(自己中心的な生き方を辞めて、関心を他者に向ける)
  • ステップ3:他者貢献(承認欲求を満たすためでなく、他者のために働きかける)

最後に

本記事は本書のごく一部を、私の経験も含めて解説しています。詳しく知りたい方はぜひこちら↓をクリックしてみてください。


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