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中堅社員の悩み”あるある”とおすすめ解決策7選

中堅社員の悩み”あるある”とおすすめ解決策7選

社会人10年目近くの中堅社員が仕事に慣れ・世間も分かり・結婚などライフイベントにより抱える悩み”あるある”とその解決策を7つ厳選して伝授します。

中堅社員の悩みあるある7選

  1. 長年働いているが、これといった成果が出ていない。
  2. 没頭できることがない。今の仕事に夢中になれない。
  3. 忙しすぎて、将来のことを考える余裕がない。
  4. 仕事ができるようになったが、収入が追いついてこない。
  5. 自分より優秀な後輩を嫉妬してしまう。
  6. 他社でも通用する力をつけたい
  7. 価値観の違うメンバーの扱いに困る。

長年働いているが、これといった成果がない。

解決策 とにかく目の前の仕事を着実にやり遂げる。

  • 10年も働いているのに、振り返ると大きな成果がない。
  • 同期はこの前、本社で表彰された。
  • 転職したいけど、履歴書に書けるアピールポイントがない。

このような悩みは、多くの中堅社員が抱えているのではないでしょうか?周囲のライバルの活躍や、自分の”できる中堅社員の理想像”と現実のギャップに悩まされる人が陥りがちな落とし穴は、やるべきことが目の前にあるのに別の「それっぽいこと」に気を取られることです。

「それっぽいこと」とは

  • 話題の会社や、馴染みのない業界への転職を考える。
  • 正論だけを掲げ、経営陣を批判する。
  • 他責にして仕事を放り投げたりすることです。

このようにうわべだけの薄っぺらい行動をしてしまう人は、今自分がやるべきことを考えず・目の前の現実から目を背けているだけなので、残念ながら成功しません。きっとあなたの周りにも、こんな痛い大人がいるのではないでしょうか?

では「痛い大人」にならず、この悩みを解決するにはどうしたらよいのでしょうか?

まずやるべき1つ目のことは「そもそも10年くらいで誇れる成果なんて無いのが普通」とマインドセットを変えることです。視点を広げてみましょう。社会人10年目と言えば年齢は20代後半~30代中盤くらいです。政治の世界では40代で新人と言われます。お笑い芸人なら芸歴十数年でやっとテレビに出始めるということはザラ(むしろ、それさえも一握り)です。10年で大きな成果が無いというのは、恥ずべきことではありません。むしろ普通のことです。

次にやるべき2つ目のことは「それっぽいこと」に気を取られるのを止めて、目の前の仕事を着実にやり遂げることです。イチローの名言に「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」という言葉があります。大きな成果を成し遂げたいのであれば、目の前の仕事を1つ1つ着実に乗り越えていくことが、一番の近道です。

没頭できることがない。今の仕事に夢中になれない。

解決策 目の前の仕事に情熱を注ぎつつ、夢中になれるものを探し続けよう。

  • 今の仕事は、本当に自分のやりたいことではない。
  • 他の業種や職種が天職なのではないか?
  • 仕事に没頭している同期が羨ましい。

中堅社員は、仕事にもある程度慣れてきて余裕が生まれるようになります。またライフステージも新入社員の頃から大きく変わってきます。すると、目の前の仕事をこなすことだけで精一杯だった頃にくらべ、仕事をする自分自身を客観的に見えるようになってきます。そんなとき、仕事に夢中になれていない自分に気づくことがあります。

では、どうしたら目の前の仕事に夢中になれるのでしょうか?もしくは、どうしたら天職に巡り合うことができるのでしょうか?

まずやるべきことの1つ目は「目の前の仕事に情熱を注ぐこと」です。「それはさっき聞いたよ」と思われるかもしれませんが、世界中の研究結果がこれの正しさを証明しています。2014年に行われたロイファナ大学の研究によると、多数の起業家にアンケートを行い、彼らがどのように天職に巡り合ったかを調べました。すると、彼らのなかで、最初から自分の仕事を天職だと考えていた人はほぼいませんでした。最初のうちはなんとなく仕事を始めたのに、それに努力を注ぎ込むうちに情熱が高まり、天職に変わった人がほとんどだったのです。

次におすすめなのは、仕事とは関係ないと思われる新しいことにチャレンジすることです。その目的は2つ。1つ目は単純に、今まで体験したことのない世界を味わうことで、興味が生まれるかもしれない世界を開拓することです。このとき今の仕事から遠いことにチャレンジするのがオススメです。なぜなら、遠い分だけあなたが本当に興味のある世界を見つけられる可能性が高まるからです。目的の2つ目は、自分の仕事を新しい視点から見ることができるようになる点です。仕事に従事している立場からは、その立場でしか仕事の価値を評価することができません。しかし、その仕事のお客さまの立場になったり、全く別の立場になってその仕事を見れるようになると、社会的な価値や仕事の捉え方を変えるきっかけになります。

仕事とは関係ない、夢中になれるものを探そう

忙しすぎて、将来のことを考える余裕がない。

解決策 まず被害者意識を無くす。今を将来に活かす。

  • 目の前の仕事でいっぱいいっぱい
  • 将来を考える暇なんてない
  • でも将来は心配

中堅社員になると、職場では頼りにされて多くの仕事を引き受けて毎日忙しく過ごす人も多いでしょう。一方で、社会人経験を詰んだからこそ自分の将来が見通せるようになり、それゆえ不安や心配を抱える人も多いかと思います。

そんな方は仕事に対するマインドセットを切り替えることが必要です。具体的には、次のように考えてみてはいかがでしょうか?そもそも、忙しい現状を自分ひとりの力で変えるのは難しいです。であれば、今の忙しい経験をいかに将来の自分のためにするかと考えてみましょう。「仕事が忙しい」と考える人の多くは、自分は無能な上司や働かない周囲の人間の「被害に遭っている」とどこか被害者意識を持っている人が少なくありません。

しかしそうではなく「将来のために、経験値を蓄積している」と考えることで、目の前の仕事に意味を見出し、真剣に向き合うことでそこから学びを得て、将来のために力をつけることができます。すると、仕事を処理する時間が少しずつ短くなり、結果として時間の余裕が生まれて将来を考える時間が捻出できるようになります。

仕事ができるようになったが、収入が追いついてこない。

解決策 追いかけるものと、ついてくるものを勘違いしない。

  • いつまでも給料が上がらない
  • 無能な上司が自分より給料が高いのは納得できない
  • 給料の高い会社に転職したい

中堅社員になると、責任ある仕事をこなせるようになり自分に自信がついてきます。しかし一方で多くの日本企業では、従来から続く年功序列の考えがまだ強いので、仕事の成果と給料が一致せず、多くの場合給料が少ないと感じる方が多いです。

このように感じる方には、仕事の捉え方を今一度見直してみることをおすすめします。

そもそも、仕事による報酬=給料の大元はお客さまからお金を頂くことです。お客さまからお金を頂くことができなければ、あなたの給料は支払われないですし、そもそも会社が倒産してしまいます。つまりあなたが追いかけるべきは目の前の給料ではなく、その先にいるお客さまの満足や成功なのです。

繰り返しですが、追いかけるべきものはお客さまの成功です。そして、そのためにあなた自身のスキルを開発することに集中しましょう。お金や地位は後からついてくるものです。これを勘違いして、年収を上げるために目先の目標に捉われて大局を見れない人は出世できません。ライバルの足を引っ張って自分の評価を上げようとする人も出世できません。

面白いことに一定の経験を経ると、 お金や地位だけを目指している人と、お客様の成功やスキルを追いかけている人というのは、一目で見分けがつくものです。あなたの周囲や上司も、あなたがどちら側の人間か気づいているでしょう。

自分より優秀な後輩を嫉妬してしまう。

解決策 優秀に先輩も後輩もない。観察して自分に活かそう。

  • 後輩がバリバリ結果を出すと気になる
  • 後輩が優秀でないと優越感に浸れる
  • 優秀な後輩にバカにされている気がする

中堅社員になると何人もの後輩ができたり、その後輩を束ねる立場となる人もいるでしょう。その一方で優秀な後輩がいると、嫉妬や焦りを感じてしまう人も多いと思います。

まず前提として、先輩は後輩よりも優秀であるべきだという思い込みはやめましょう。仕事のできる・できないは社会人経験年数だけでは決まりません。その人の持つセンスや向き不向き・得意不得意などの要素も影響するからです。

そのうえで、もし後輩があなたよりうまく仕事をこなしているのであれば、なぜ後輩がうまくやっているのかを観察し、それを自分に落とし込む努力をしましょう。優秀な後輩がいることをむしろラッキーと思い、その後輩から良いところを盗む気持ちを持つと良いです。

最初から仕事ができる人は「なぜ、仕事ができるのか?」を自分で言語化できない場合が多いです。なぜなら、最初から何となくうまくできてしまうからです。しかし最初から仕事ができない人には、他人を観察して「ポイントはこれだ」「要するにこれさえ押さえれば良いのか」という形で言語化できるという強みがあります。言語化できると人に伝えることができ、教えられれば価値を生みます。これは最初から上手くできてしまう人は生み出せない価値です。優秀な後輩がいることをラッキーと思い、あなた自身の価値向上のために優秀な後輩をじっくり観察・言語化しましょう。

仕事とは関係ない、夢中になれるものを探そう

他社でも通用する力をつけたい。

解決策 目の前の仕事に取り組むことが、一番の近道

  • 今の会社にだけ通用する力しかつけられていないように感じる。
  • 万が一リストラにあったとき、他社でやっていけるか不安。
  • つぶしのきくスキルを身につけたい。

同じ会社で長く働くと、このような不安を感じる人は多いと思います。だからといって早計な行動に走ってはいけません。他の章でもあるように、実は目の前の仕事をコツコツと真剣に取り組むことが一番の近道になるのです。

なぜならものごとには順番があるからです。社会人はまず自分が所属する会社を知ることから始まります。自分の会社を知ることができれば次に業界を知ることができます。業界のことが分かるようになると、次に世間を知ることができます。つまり、今あなたのおかれた環境下でお客さまの期待に応えるスキルは、一見すると非常にローカルで、他社では通用しないように感じられるかもしれませんが、その積み重ねがお客さまの期待に応えることに繋がっているのです。

少しだけ抽象化して考えると、 「社内システムの使い方」や「このことは○○さんが知っていることを知っている」という、一見社内でしか通用しないローカルなスキルは、仕事を前に進めるための「自社の内部環境を知る能力」を持っていると言い換えることができます。そして、この内部環境を知る力は、どの会社に転職しても求められることです。

「空いた時間で英語の勉強をする」「社会人用の大学に通う」といった、分かりやすくつぶしが効くスキルを磨くことも重要ですが、その一方で、働いている時間は地味でローカルと思われる目の前の仕事をコツコツと真剣に取り組みましょう。

価値観の違うメンバーの扱いに困る。

解決策 多様性とわがままの線引きを共有する。

  • 多様性の時代は分かるが、それを理由に仕事を断る仲間がいる。
  • 「仕事とプライベートは別」と言い、休日に緊急の用事があっても連絡がつかない。

ダイバーシティ&インクルージョンという言葉がすっかり一般的になりました。多様な価値観を持つ仕事仲間を認め合うことは、今や一般常識といっても過言ではありません。しかしその一方で、この言葉を便利に歪曲して仕事をサボる理由にしている職場の仲間にイライラしてしまう人も多いでしょう。

そんなとき、ぜひ多様性の意味について話し合ってみましょう。多様性の尊重の意義や意味は「お互いの多様性を尊重することで多くの人を惹きつけ、平等の機会を提供する」そして「多様な価値観にもとづく顧客サービスを提供して、お客様への価値最大化を達成する」ことです。つまり、一緒に働く仲間・お客様・社会のためになることは多様性として尊重されるべきですが、そうでないものはただのわがままになってしまうわけです。

例えば「子供が生まれるから育休を取りたい」は、子供や家族のためになりますし、これから子供が生まれる同僚にとっても育休を取りやすくなるというメリットがあります。これは多様性として尊重されるべきです。

一方で「仕事とプライベートはしっかり分ける派なので、休日には絶対に電話しないでください」は、もしお客さまにトラブルがあった場合には、お客さまに損失を与えてしまうことになります。つまりこの場合はただのわがままとなってしまうわけです。

このように、尊重される多様性であるか?という価値観に則って、多様性とわがままの線引きを共有することが重要です。

まとめ

社会人10年目近くの中堅社員が仕事に慣れ・世間も分かり・結婚などライフイベントにより抱える悩み”あるある”とその解決策を7つ厳選して伝授しました。

中堅社員の悩みあるある7選

  1. 長年働いているが、これといった成果が出ていない。
  2. 没頭できることがない。今の仕事に夢中になれない。
  3. 忙しすぎて、将来のことを考える余裕がない。
  4. 仕事ができるようになったが、収入が追いついてこない。
  5. 自分より優秀な後輩を嫉妬してしまう。
  6. 他社でも通用する力をつけたい
  7. 価値観の違うメンバーの扱いに困る。
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