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「嫌われる勇気」要約まとめ7【幸せのカギ「課題の分離」「共同体感覚」】

「嫌われる勇気」要約まとめ7【幸せのカギ「課題の分離」「共同体感覚」】 人生を豊かにする本の要約
「嫌われる勇気」要約まとめ7【幸せのカギ「課題の分離」「共同体感覚」】



本記事はこんな方におすすめ
対人関係で悩んでいる方
自分の思い通りにいかなくてイライラする方
幸せになるための心構えを知りたい方

本記事を読むことで得られるメリット・教訓
課題を分離して自分に出来ることを明確にする。
「自分の課題」に集中して「他者の課題」は無視せよ。
共同体感覚を得ることが幸せのゴール。

過去の解説記事で「すべての悩みは他人との比較から」「人生に競走がある限り幸せになれない」と解説してきました。

「嫌われる勇気」要約まとめ3【すべての悩みは他人との比較から】
みなさんは悩みを抱えていますか?悩みが1つもない!という人はまずいないと思います。本記事を読むことで、世界的名著を大まかに理解できます。悩みの根源を知ることができます。悩み→長所にあなた次第でいくらでも変えることができます。
「嫌われる勇気」要約まとめ4【人生に競走がある限り幸せになれない】
みなさんは一番になりたいですか?一番というのは気持ちが良いものですよね。2番より1番のほうがずっと良いですよね?今日はその「競走」がある限り幸せになれないというお話をします。競走に終わりはなく永遠に満足できません。競争でなくても「私が正しい」という考えが報復を生み幸せから遠ざかります。

今回はこれらの悩みの具体的な解決方法を解説していきます。アドラー心理学では、対人関係の悩みを解決するスタートは「課題の分離」でゴールは「共同体感覚」であると言います。


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課題の分離とは

本書では「あなたの課題」と「他者の課題」を分離することが対人関係の悩み(=あなたの抱える全ての悩み)を解決すると述べられています。以前の記事で「部下が仕事の間違いを繰り返す悩み」の例を挙げた時には

  • あなたの課題:部下への指導や、部下への仕事の頼み方を工夫する
  • 部下の課題:仕事の間違いを繰り返してしまう解決策を考える

と割り切りましょうとお話しました。少々残酷な気もしますが、こう考えることで「あなたがあなたの立場でできること・やるべきこと」が明確になり、あなたの迷いは消えます。また結局のところ部下本人が「仕事のミスを減らしたい」と思わない限り、あなたがどんなにサポートしても部下はまた別の仕事で似たような間違いをしてしまうでしょう。そのたびにあなたが気を揉んでは、あなたの人生は部下に捧げたようなものになってしまいます。

他にも、課題の分離の例をいくつか挙げます。

例1「仕事で頑張っているのに評価されない」という悩み

  • あなたの課題:仕事で成果を出し続けること
  • 上司の課題:あなたを正しく評価すること

「上司が評価してくれない」は、あなたの課題ではなく他者(上司)の課題と思い切って割り切っています。「あの上司はクソだ」と不平不満を漏らしたところであなたの評価が良くなることはありません。上司が本当にクソならば、それはどうしようもない事実なのです。今まで何十年もクソだった上司が、急に心機一転有能な上司に変身すると思いますか?答えはノーです。不平不満を漏らすことはあなたの精神状態を悪くするだけです。百害あって一利なし。

では、あなたは何をすべきか?それは「仕事で結果を出し続ける」こと以外にありません。あなたが仕事を一生懸命頑張って成果を出せば、周りの人があなたを正しく評価をしてくれるでしょう。あなたの上司が評価してくれなくても、周りの他の人が評価してくれればいずれあなたの頑張りは実を結ぶでしょう。

想像してみてください。能力がほぼ同じ2人の同僚がいます。2人とも同じ上司の元で働いていますが、この上司は部下を過小評価することで有名です。そんなかわいそうな境遇の彼らですが、その一人は、そのことにかなり不満があるようです。休み時間にいつも愚痴ばかり。一方のもうひとりは、一切愚痴をこぼすことなく、いつも一生懸命に楽しそうに仕事をしています。あなたはどちらをより良く評価しますか?答えは言うまでもありません。

例2「子供がなかなか勉強しない」という悩み

  • あなたの課題:勉強の必要性を子供に説くこと。応援する姿勢を示すこと。
  • 子供の課題:勉強すること。

本書では、子供の勉強でさえ「子供本人の問題だから課題を分離しろ」と言います。なかなか思い切ったことを言うなぁと思いました。しかし、一理あります。あなたの子供がなぜ勉強するのか?それは当然、子供本人の将来の選択肢を増やす為です。今の日本社会では、学歴が良ければ将来の職業の選択肢が広がることは周知の事実。親であるあなたは、既にそのことを十分に知っていますので「勉強しろ!」とついガミガミ言ってしまいます。

ここで「勉強すること」は子供の課題と割り切り、あなたに出来ることを考えてみます。すると

  • 子供になぜ勉強が必要なのか、自分の経験も合わせて説得する
  • 子供の勉強を全力でサポートする(勉強に付き合う、子供が勉強している時にはテレビを消してあなた自身も読書するetc…)

などなど、冷静に考えれば意外にやれることが多いなと気づけます。もしあなたが子供の立場だったら「勉強しろとうるさいくせに、理由も教えてくれないし、勉強中ずっとテレビを見ている親」と「勉強をする理由をちゃんと教えてくれて、勉強中はそばで一緒に勉強してくれる親」のどちらの子供でいたいですか?答えは言うまでもありません。

共同体感覚

「共同体感覚」とはざっくり言うと「私はここに居ても良いんだ」という安心感です。コミュニティに属しておりそこに貢献できていると感じることです。人は社会的な生き物です。他者との関わりの中に生きがいや充実感を味わいます。みなさんも経験があると思います。

  • 会社で仲間と協力して歴代1位の売り上げを記録した。
  • 高校の文化祭で仲間と真剣に取り組んだ出し物が大成功した。
  • 大学の卒業旅行を、友達と一緒に企画し一生の思い出になった。

みなさんもこんな経験をしたときに、至極の喜びを味わったと思います。そのため、アドラー心理学では共同体感覚を得ることが、対人関係の悩みを解決するゴール」としています。

ここで言うコミュニティとは小さいものから大きいものまで含みます。「家族」「学校」「会社」「地域」すべてコミュニティです。ここで注意すべきは「ただ何となくコミュニティに属しているだけ」では共同体感覚は得られません。共同体感覚を得て、対人関係の悩みを解決するために何をすべきで,

なにをしてはいけないのかを解説します。

承認欲求に囚われてはいけない

これは承認欲求の根本を考えれば納得できます。承認欲求とは「他人がどれだけ自分のことを評価しているか?他人は自分の欲求をどれだけ満足してくれるか?」という視点で他者と関わることです。他者への関心を失い、興味は自分のことばかり。こんなことでは、コミュニティに貢献できる人間にはなれません。

他者の目を気にしてはいけない

他者の目を気にすることは「自分がどう見られているかを気にする」とも言い換えられます。これはつまり自分にしか関心が向いていないことを意味します。その意味で「他人の目ばかり気にする人」も「承認欲求に囚われた人」と同じくらい自己中心的な人間と言えます。

多くのコミュニティに所属する

一つのコミュニティを絶対視することは非常に危険です。例えば「会社」を絶対の自分の居場所だと考えたとしましょう。ある日、職場でトラブルがあって、仲間の多くがあなたの味方になってくれなかったり、その会社自体がなくなってしまったとしましょう。そうなってしまうと、あなたの居場所はもうこの世にありません。

しかし、「会社」以外に例えば「家族」や「地域」にあなたの居場所があれば「まだこっちに居場所があるからいいや」と思うことができます。

ええぞうの体験談(課題の分離)

ええぞうは大学生時代、アルバイトで家庭教師をしていました。みなさんご存じでしょうか?家庭教師をお願いするお子さんは大きく2つのタイプに分かれます。

  • タイプ1:難関校に合格するため高度な勉強をしたい。
  • タイプ2:学校の勉強について行けなくなってしまい、追いつきたい。

ええぞうが担当したお子さんは後者のタイプでした。その子は残念なほど集中力が低く、家庭教師の時間90分の内、30分しか机に向かえない子でした。私もお金を貰っている以上、少しでも勉強机に向かってもらおうと思い、可能な限りのサポートを続けました。

しかし、もっと残念だったのはその子のご両親でした。その子には「勉強をしなさい!」という割に、家庭教師の時間はずっと居間でテレビを見ていて、勉強の様子を見にくることは一度もありませんでした。まるで無関心。その子は勉強をする理由を見出せず、両親から頑張りを褒められることもなく、より一層勉強に身が入らない負のスパイラルに陥っていました。

そんな状態が長く続いてしまい、その子の勉強の遅れはそれはもうマズイレベルに達してしまいました。夏休みのある日、私は意を決してご両親に正直ベースで「お子さんの勉強の遅れがひどいです。夏休みなので、私が来ない日はご両親でサポートしてあげてください。この夏で取り返さないと、もう取り返すチャンスは無いかもしれません」と打ち明けました。

ご両親は「分かった」との返事でしたが、1週間後訪れたら残念。その子の参考書は1ページも進んでいませんでした。私は愕然とし「なんとか私一人の力でこの子の勉強の遅れを取り戻さなくては」と躍起になっていました。しかし当然うまくいかず。そこで私は悩みに悩んだ末に、自力で課題の分離をしました。「私にできるのは、家庭教師として勉強を教えること。勉強をするかしないかは、その子とご両親の課題」と。するとどうでしょう。私の頭の悩みは解決されて、私は家庭教師の仕事に集中することができました。

結果、その子が勉強に真剣に取り組むことは最後までありませんでしたが、私の人生の中では「課題の分離を身に着けた」という大きな意味を持つ経験となりました。

本書の初版が2013年、私の家庭教師のエピソードは2010年なので、我ながら凄いなと思います。笑

まとめ

アドラー心理学では、対人関係の悩みを解決するスタートは「課題の分離」でゴールは「共同体感覚」であると言います。

「課題の分離」のためのアクション
自分に出来ること(自分の課題)を明確にする。
「自分の課題」に集中して「他者の課題」は無視せよ。

「共同体感覚」を得るためのアクション
承認欲求に囚われるな
他人の目を気にするな
多くのコミュニティに所属する

最後に

本記事は本書のごく一部を、私の経験も含めて解説しています。詳しく知りたい方はぜひこちら↓をクリックしてみてください。


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