QC検定合格に向けて(演習問題付き)第1回:基本の考え

第1回:QC検定合格に向けて ( 演習問題付き )



本記事では、QC検定 ( 品質管理検定 ) 合格のために必要な知識を解説します。

最後には演習問題がありますので、本記事で学んだ内容の復習にどうぞ。

本記事では、QCの基本的な考え方を学びます。

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QC検定 ( 品質管理検定 ) とは?

QCとは Quality Control ( 品質管理 ) の頭文字です。企業が生み出す製品やサービスの品質を管理する活動です。

QC検定とは、品質管理に関する知識を評価する試験です。試験では、主に以下の知識が問われます。

  • 品質管理の手法や考え方
  • 品質管理の実践
  • 改善能力などの知識

応急対策

応急対策は応急処置とも言います。

「応急対策」「応急処置」はどちらも、感覚で何となく意味は分かると思います。

直接的・根本的な対策を取れない異常や不具合があったとき、とりあえず損失をこれ以上大きくしないための処置です。

後述する「再発防止」に取り組む前の暫定処置とも言います。

例えば、あなたがとある商品を販売する企業に務める営業マンだったとします。お客様から「商品に傷がある」とクレームが来た場合どうするでしょうか?

きっと、何よりもまずお客様の元に伺い謝罪をした後、新品に取り換えるでしょう。

この「新品に取り換える」という行動が応急対策です。

再発防止

再発防止とは、その名の通り再発することを防止することです。

JIS ( 日本産業規格 ) の1つであるJIS Q 9024 ( 2003 ) では「問題の原因又は原因の影響を除去して再発しないようにする処置」と定義されています。

再発防止を別の呼び方で原因除去策、恒久対策、是正処置と呼ぶこともあります。

なお、再発防止は以下3段階に分けられます。

  • 個別対策
  • 水平展開
  • 仕組みの改善

それぞれについて、続いて詳しく説明します。

QC検定合格に向けて(演習問題付き)第1回:基本の考え

個別対策

個別対策とは、再発防止の1段階目でまず始めに行う活動です。

問題が発見された作業やプロセスに対して再発防止を行います。

商品に傷があったクレームを例にして考えてみましょう。傷があった商品を生産する機械を特定し、その機械が傷をつけた原因を取り除きます。例えば機械の一部が破損していてその破損によって傷がついてしまったのであれば、その部品を取り換えます。

水平展開

水平展開とは、再発防止の2段階目に行う活動です。

同じような作業やプロセスに対して再発防止を行います。

商品に傷があったクレームを例にして考えてみましょう。傷がついた製品を生産する工場で、個別対策によって傷の原因(機械部品の破損)を特定しました。同じ工場内で、同じ部品を使っている機械があれば、その機械も同じように製品に傷を着けてしまう可能性があります。そこで、同じ部品を使っている機械を一斉点検して、部品が破損していないか確認します。

仕組みの改善

仕組みの改善は、再発防止の最終段階です。

仕組みの改善は、根本原因の除去とも呼ばれ、同じことが二度と発生しないようにする活動です。

商品に傷があったクレームを例にして考えてみましょう。個別対策、水平展開で当面の間は、商品に傷がつく心配はなさそうです。しかし、またしばらくすれば、機械の部品が消耗・破損し、同じことが起きてしまう恐れがあります。

そこで、同じことが二度と起こらないような仕組みを考えます。例えば、以下のような仕組みが有効です。

  • 部品の素材を強い素材に変更する。
  • 定期的に部品を検査するルールを作る。

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未然防止

未然防止とは、発生する可能性のある問題をあらかじめ洗い出し、それに対する対策を講じることです。予防処置と呼ぶこともあります。

今までの例は既に起きてしまった異常・不具合を起点にスタートしていますが、未然防止は今後起こりうることを予測し、その対策を講じることです。

身近な例だと、インフルエンザの予防接種、地震や津波に対する備えが、未然防止です。

見える化

見える化とは、問題の早期発見や早期解決のために、情報をグラフや図で可視化することです。

具体的には、QC七つ道具と言われる図やグラフを使います。

見える化することで、理想と現実のギャップ=問題が明らかになり、何を実施しなければならないかを議論することができます。

潜在トラブルの顕在化

潜在トラブルとは、存在するが認識されていないトラブルです。

例えば、製造工程である商品の質が何らかの理由で下がってきたとします。この工程の作業者が気付いていたとしても、それを他の人に報告しなかったら、このトラブルは認識されません。これが潜在トラブルです。

潜在トラブルを放置しておくと、いずれ大きなトラブルや損失に繋がります。

そこで、このような報告されていない、表面化していないトラブルやクレームを見える化する活動を、潜在トラブルの顕在化と言います。

製造現場では、ケガをしなかったけど一歩間違ったらケガしていた「ヒヤリハット」を報告する仕組みが一般的です。

演習問題 ( QCの基本的な考え方 )

以下の空欄に入る言葉を答えよ

  • 直接的・根本的な対策を取れない異常や不具合があったとき、とりあえず損失をこれ以上大きくしないための処置を◯◯という。
  • JIS ( 日本産業規格 ) の1つであるJIS Q 9024 ( 2003 ) では「問題の原因又は原因の影響を除去して再発しないようにする処置」と定義されている。これは◯◯である。
  • 再発防止は、◯◯、◇◇、△△の三段階で構成される。
  • 発生する可能性のある問題をあらかじめ洗い出し、それに対する対策を講じることを◯◯という。
  • 報告されていない、表面化していないトラブルやクレームを見える化する活動を、◯◯という
QC検定合格に向けて(演習問題付き)第1回:基本の考え

答え

  • 応急対策
  • 再発防止
  • 左から、個別対策、水平展開、仕組みの改善
  • 未然防止
  • 潜在トラブルの顕在化

まとめ

本記事では、QC検定 ( 品質管理検定 ) 合格のために必要な知識を解説しました。

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