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保証・保障・補償とは?例文で意味の違いを分かりやすく徹底解説

保証・保障・補償とは?例文で意味の違いを分かりやすく徹底解説

「ほしょう」という言葉は3つの漢字で書くことができます。

  • 保証
  • 保障
  • 補償

本記事では、この3つの「ほしょう」の意味の違いを例文を使って解説します。

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保証とは

一般に、「保証」は「間違いない」「大丈夫」と責任を持つことだと言われています。

「保証」には「証(あかし)」という言葉が使われています。「間違いない証(あかし)」「大丈夫な証(あかし)」と考えると理解しやすいです。

保証の例

品質保証

製造業で良く使われる言葉です。品質保証は、企業が生み出した商品やサービスが、期待された性能や価値があるという信頼感を与える活動のことを指します。

「この企業の製品は問題ないだろう」と思ってもらうための全ての活動をひっくるめて品質保証と呼びます。「安心感」「ブランド力」などの言葉で言い表すこともできます。

保証期間

家電を購入したときについてくる保証書に書かれているのが「保証期間」です。保証期間とは、お客さんが購入した商品の機能について、事業者が保証を行う期間を指します。一般には、自然故障を無償で修理する期間を指します。

「わが社の製品は大丈夫ですよ。だから万が一問題があったら無償で対応します」と責任を持つ証ということです。

連帯保証人

お金を借りるときに良く使われる言葉です。主債務者が返済できなくなった場合,代わりに返済する義務を負う人を「連帯保証人」と言います。

「この人(主債務者)は、借りたお金をちゃんと返す人です」と責任を持つ人が連帯保証人となります。だから連帯保証人は、主債務者がお金を返せなかったときに、代わりに返済する義務を負うことになります。

保証・保障・補償とは?例文で意味の違いを分かりやすく徹底解説
この企業の製品なら大丈夫だろうと思える安心感

保障とは

一般に、地位や権利を保護すること。損害を与えないことだと言われています。

保障の例

社会保障

「国民健康保険」「障害年金」「生活保護」などの国の制度をイメージしてもらうと理解しやすと思います。社会保障制度は、私たちの生活を守るセーフティネットの機能を持っており、私たちの生活を生涯に渡って支え、基本的な安心を与えています。

国民としての最低限度の生活の権利を保護してくれる仕組みです。

人権保障

人権保障とは、国民主権、平和主義とともに、日本国憲法の三大原理の一つで、人が生まれながらに持つ権利です。日本国憲法11条では「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない」とさだめ「侵すことのできない永久の権利」と位置づけられています。

日本国民としての権利を保護し、それを侵害できないという意味です。

補償

補償には「償(つぐな)い」という言葉が使われています。損失、損害が出てしまった時に補うこと、償うことを意味します。

保証・保障・補償とは?例文で意味の違いを分かりやすく徹底解説
損害が出てきたときに補ってくれるもの

補償の例

損害補償

「自動車保険」や「火災保険」などに加入している人は聞き覚えのあるフレーズだと思います。損害補償とは、偶然のリスクによって生じた損害をカバーするための保険金が支払われることです。

遺族補償

労災保険に加入している場合、労働者が傷病により死亡した場合に一定の遺族に対して給付されるものです。遺族補償の給付には、年金と一時金の2種類があります。 その費用は、原則として事業主の負担する保険料によってまかなわれています。

労災補償

労災保険に加入している場合、労働者の業務上の事由または通勤による労働者の傷病等に対して必要な保険給付を行い、あわせて被災労働者の社会復帰の促進等の事業を行う制度です。その費用は、原則として事業主の負担する保険料によってまかなわれています。

まとめ

  • 保証=間違いない」「大丈夫」と責任を持つこと
  • 保障=地位や権利を保護すること。損害を与えないこと
  • 補償=損失、損害が出てしまった時に補うこと、償うこと

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