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私がKindle Unlimitedを解約した4つの理由

私がKindle Unlimitedを解約した4つの理由

Amazonが提供する、200万冊以上の本が読み放題のKindle Unlimited(月額980円)を長年契約した私が、ついに解約を決意しました。

「Kindle Unlimitedとはなにか?」「Kindle Unlimited解約を決意した理由」を紹介したいと思います。

Kindle Unlimitedを契約しようか悩んでいる方、または解約しようか悩んでいる方の参考になればこれ幸いです。

Kindle Unlimitedとは?

Kindle Unlitetedとは、Amazonが提供する本の読み放題サービスです。月額料金は980円です。小説、ビジネス本、実用書、コミック、雑誌、洋書など幅広いジャンルの200万冊の電子書籍が読み放題です。電子書籍は、Kindle端末だけでなく、スマートフォンやアプリ、パソコンでも利用できます。

ラインナップの中には、世界的に人気のシリーズ本もあり、シリーズを丸々読破することもできます。

私がKindle Unlimitedを解約した4つの理由
Kindle Unlimitedで読めるハリーポッターシリーズ

私が思うKindle Unlimitedの最大の魅力は、ラインナップの範囲の広さです。

ビジネス書や専門書のようなお硬い本だけでなく、漫画や雑誌などもラインナップされています。「漫画や雑誌しか読まないよ」という人にもオススメです。

特に2冊以上の雑誌を定期的に購読している方は、Kindle Unlimited(月額980円)を契約したほうが安いかもしれません。それに加えてコンビニや書店に買いに行く手間が省けます。

Kindle Unlimitedとは
・200万冊以上が読み放題
・月額980円。いつでもキャンセル可能
・初めての利用なら1か月無料
・好きな端末で楽しめる
Kindle Unlimitedのホームページはこちら

Kindle Unlimitedを解約した理由

さてここからが本題です。Kindle Unlimitedを長年契約してきた私が、解約を決意した理由を4つに分けてご紹介します。

ラインナップが微妙

正直に言いましょう。Kindle Unlimitedはラインナップが微妙です。

まず、上で200万冊以上が読み放題と紹介しましたが、これは和書洋書合わせての総数です。和書に限ると12万冊になります。また、その12万冊の中には、一般に書店に並ぶ書籍の他にブロガーやインフルエンサーが自主的に出版した本も含まれますので、書店に並ぶような本の数はさらに少なくなります。

ブロガーやインフルエンサーの本を否定するつもりはありませんが、書店に並ぶ本に比べて、これらの本は執筆・出版のハードルが低く、そのため肝心の内容の精査(再現性や公平性が保たれているか)や根拠(参考とする学術論文や書籍の引用)が甘くなる傾向にあります。

ブロガーやインフルエンサーの本は、執筆者の経験を元にしていることが多く、それがそっくりそのまま読者にも当てはまるかというと、そうとは限りません。そう考えると、これらの本をどこまで人生の参考にすることができるかは自ずと結論づけられるでしょう。

さらに、書店に並ぶような本の中でも、ベストセラーと呼ばれる本はKindle Unlimitedにラインナップされにくい傾向があります。

Kindle Unlimitedにラインナップされていない本の例
嫌われる勇気
ファクトフルネス
鬼滅の刃
本当の自由を手に入れるお金の大学

「嫌われる勇気」「ファクトフルネス」の概要を本ブログで紹介しています。もしよければこちらもご参考にしていただければ幸いです。

なぜベストセラーなのにKindle Unlimitedにラインナップされていないのでしょうか?答えはAmazonの気持ちになれば明白です。そのほうがお金になるからです。ベストセラー本というのは数多くの人が手に取りたいと思っている本です。つまりAmazonからすると金のなる木ような存在です。

Amazonからすると、ベストセラー本はKindle Unlimitedにラインナップしてサブスク(月額登録)ユーザーを増やすよりも、普通に販売したほうが儲かるのです。

しかしその一方で、ベストセラーと呼ばれる本は多くの人に読まれ、その有用性が高く評価された本です。つまり、再現性や公平性が高く、あなたの人生においても参考になる可能性が非常に高いということです。

私は、この世に数ある中から今読む本を選ぶ時、なるべく自分の人生の役に立つ本を読みたいと考えます。そうなるとやはりベストセラーは抑えておきたい本になるわけですが、Kindle Unlimitedでは上の理由からベストセラーがラインナップされにくい傾向にあります

これが私がKindle Unlimitedを解約した理由の1つです。

1冊1冊を大切にしなくなる

Kindle Unlimitedは、ラインナップの中から好きな本をKindleタブレットやスマホにダウンロードして、いつでも読むことができます。気軽にダウンロードできるがゆえ、その本を大切に読もうという気持ちが生まれにくくなってしまいます。

一方で、本屋で定価で購入した本というのは、高いものでは1,000円を超えるものもあります。1,000円の出費という痛手を払った場合「1,000円も払ったんだから、元を取り返そう」という気持ちが湧き上がるのが人の性(さが)です。

無料で読めるというのは魅力的ですが、その一方で「この本を大切に読もう」「この本から何か1つでも学びを得よう」という気持ちが湧き上がりづらくなってしまいます。これが私がKindle Unlimitedを解約した理由の1つです。

「無料本でも大切に読めるよ!」というモチベーションが高く、ハートが強い人にはKindle Unlimitedは、定額で読み放題なのでお得なサービスと言えます。

これが私がKindle Unlimitedを解約した理由の1つです。

詰み本が溜まりモチベーションが下がる

Kindle Unlimitedでは最大10冊まで、ラインナップの中から好きな本をKindleタブレットやスマホにダウンロードすることが出来ます。

こう聞くと多くの人は「え、10冊もダウンロードできるの?すごい!」と思います。私もそうでした。「読みたい本を探してとりあえずダウンロードしておこう」と思い、私のタブレットは常に10冊のKindle Unlimited本でパンパンの状態でした。

では、この10冊をいつ読み終えるのか?

残念ながら、多くの人はこの10冊が減ることは無いでしょう。多くの人は、1度に読む本は1冊だと思います。1度に2冊以上の本を読むマルチタスクをする人は少ないはずです。

話が少し脱線しますが、マルチタスクは脳の効率を下げ、披露が溜まりやすくなり、IQが落ちる可能性があるので、絶対にやめましょう。

さて、Kindle Unlimitedの話に戻ります。例えば、あなたが読みたい本を10冊タブレットにダウンロードしたとしましょう。その中から1冊を選び読んでいきます。すると、その1冊を読み終わるころに、次に読みたい新しい1冊が別に見つかります。(Amazonがおすすめ本をメールしてきたり、「この本を読んだ人はこんな本も読んでます」と通知攻撃してきます。)

読み終わった本の代わりに、新しい本をダウンロードし、さらにその新しい本を読み終える頃には、また次の新しい読みたい本が現れます。この無限ループを繰り返すと、実質残りの9冊は積み本状態になります

これは、すべての〇〇放題サービスに共通して現れる心理現象です。

例えば、HuluやHetflixのような動画見放題のサービスでは「いつでも見れるから後でいいや」と結局全然見なくなってしまうということありませんか?

この現象は、Kindle Unlimitedでも同じように発生します。そして私のように慢性的に9冊の積み本が溜まってしまうのです。1日数時間本を読むことが習慣化されていて、読了頻度の高い読書家の方なら、こんなことにはならないと思いますが、なにかと忙しい現代人で、1日数時間の読書習慣のある方はそこまで多くないと思います。

これが私がKindle Unlimitedを解約した理由の1つです。

紙の魅力が無い

これは、賛否両論あると思います。

「読書はやっぱり紙がいい」という人はけっこう多いと思います。私もその1人です。紙の本特有の手触りや、ディスプレイでは再現できない読みやすさは紙の本の大きな魅力です。個人的には、この読みやすさの為か、紙の本のほうが電子書籍よりも、内容が頭にスッと入ってくる感じがします。

紙の本のこれら魅力が気に入っている人からすると、ディスプレイ越しの電子書籍はどこか無機質な印象を受けてしまいます。

とはいえ、電子書籍にも電子書籍の魅力があります。本が全てタブレットなどの端末に保存されるので、本棚を圧迫しない。何冊も同時に持ち歩ける。重要な文章に線を引いて、あとで簡単に読み返すことができる。などが挙げられます。

以上から、紙の本も電子書籍もそれぞれに違った魅力を持っています。「電子書籍でも構わないよ」という人にはKindle Unlimitedはおすすめ出来ます。

私は、やはりどうしても紙の本の魅力を忘れられない人間なので、電子書籍はちょっと肌に合わないなぁと感じてしまいました。

これが私がKindle Unlimitedを解約した理由の1つです。

紙の本の魅力
・紙特有の手触り
・紙と印字特有の読みやすさ
・内容が頭に入りやすい(個人差有)

電子書籍の魅力
・本棚を圧迫しない
・同時に数冊持ち歩ける
・重要な文章に線を引いて後で読み返せる

結論:私はPrime Readingで十分

Kindle Unlimitedは月額980円のサブスクサービスですが、Amazon Prime会員なら、Prime Readingというサービスが無料で利用できます

Amazon Prime自体は年額4,900円(もしくは月額500円)で、Prime Readingの他に、Amazonのネットショッピングで送料が無料になったり、お急ぎ便を利用出来たり、Prime会員限定のタイムセールを利用できたりと、かなりコスパの良いサブスクサービスです。

Prime ReadingはKindle Unlimitedに比べると、書籍のラインナップは劣りますが、それでも十分という人も多いと思います。Prime Readingでも読める本をいくつか紹介します。私はこのラインナップの中でも興味のある本をいくつも発見しました。なので、まずはPrime Readingの中で興味のある本を読んで、それでも満足できなかったらKindle Unlimitedを再度契約しようと思います。

Prime Readingのホームページはこちら

まとめ

Kindle Unlimitedを解約した理由
・ラインナップが微妙
・1冊1冊を大切にしなくなる
・詰み本が溜まりモチベーションが下がる
・紙の魅力が無い

結論:私はPrime Readingで十分
Prime Readingのホームページはこちら

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