Amazfit Active 2 Squareと従来のActive 2は、同じ最新世代の健康・フィットネス機能を搭載しつつ、デザインやディスプレイサイズに違いがあります。以下の表で両モデルの主なスペックを比較し、それぞれの特徴をまとめます。
特徴 | Active 2 Square | Active 2 |
---|---|---|
ディスプレイ | 1.75インチ AMOLED(サファイアガラス)、2,000ニットの高輝度 | 1.32インチ AMOLED、2,000ニット |
解像度/PPI | 390×450, PPI 341 | 466×466, PPI 353 |
外形/サイズ | スクエア型 (43.32×36.9×9.0mm)、ステンレス製ベゼル+ポリマーケース | ラウンド型 (直径約44mm)、ステンレスベゼル+ポリマーケース |
重量(本体のみ) | 約31.4g | プレミアム版約31.65g、標準版約29.5g |
バッテリー | 典型使用で最大10日(充電約2時間) | 典型使用で最大10日(充電約2時間) |
GPS/ナビ | 5衛星対応GPS、オフライン地図・ターン・バイ・ターンナビゲーション対応 | 5衛星対応GPS、オフライン地図・ターン・バイ・ターンナビ対応 |
スポーツモード数 | 160+(HYROXレース、スキーなど最新種目対応) | 160+(HYROXレースなど多数) |
健康管理機能 | 心拍、SpO₂、ストレス、睡眠、レディネススコアなど | 心拍、SpO₂、ストレス、睡眠、レディネススコアなど |
OS/連携 | Zepp OS 5、音声AI「Zepp Flow」対応(メッセージ返信可) | Zepp OS 5、音声AI「Zepp Flow」対応 |
価格 | ¥23,900 | ¥18,900(シリコンバンド) / ¥21,890(プレミアム版革バンド) |
上表から分かるように、Active 2 Squareはスクエア型ボディとより大画面ディスプレイ(1.75インチ)を持ち、高級感のあるサファイアクリスタルガラスを採用しています。
一方、Active 2 はクラシックな丸形で直径44mmとやや小型ながら、同等のハイレベルなセンサーと機能(BioTracker 6.0、160以上のスポーツモード、GPSターンナビなど)を備えています。
どちらもバッテリー寿命は約10日間と長く、充電は約2時間で満充電になります。価格差としては、スクエア版がやや高額ですが、追加の大型ディスプレイやサファイアガラス、付属ベルトなどで高級感をプラスしています。
本記事は、以下の情報源を元に作成しています。
Amazfit|日本公式オンラインストア
デザインと外観の比較
スクエア型とラウンド型でデザインが大きく異なります。以下に外観・デザイン面の仕様比較を示します。
項目 | Active 2 Square | Active 2 |
---|---|---|
ディスプレイ形状 | スクエア型 1.75インチ AMOLED | 丸型 1.32インチ AMOLED |
素材 | ケース:ステンレススチール + ファイバー強化ポリマー、ディスプレイ:サファイアガラス | ケース:ステンレススチール + ポリマー、ディスプレイ:プレミアム版はサファイアガラス |
サイズ | 43.32×36.9×9.0mm | 44mm径(1.73インチケース) |
重量 | 約31.4g(本体のみ) | 約29.5~31.65g(本体のみ、モデルにより異なる) |
バンド幅 | 20mm(革バンド、シリコンバンド付属) | 20mm(シリコンまたは革) |
防水性能 | 5ATM(50m防水) | 5ATM(50m防水) |
外観の印象 | 直線的・幾何学的でモダンな印象。スクエア型ならではの大胆なデザイン | クラシックな丸型でトラディショナルな時計らしさ。細身のベゼルで視認性が高い |
Active 2 Squareはステンレスの光沢あるフレームにサファイアガラスを組み合わせ、シャープで洗練された印象です。スクエア型はApple Watchのようなデザインとは一線を画し、逆に「ヴィンテージな機械式時計のような風格がある」と評価されています。
一方、Active 2は丸形の伝統的な時計フォルムで、メタルフレームながらも薄型ですっきりした見た目です。どちらも5気圧の防水性能を備え、素材には高級感のあるステンレスが使われています。
スクエア版は「非常にスタイリッシュで独特なデザイン」と高評価です。ラウンド版はそのまま腕時計のような落ち着いた外観で、皮ベルト使用時には特にエレガントに見えます。デザインで選ぶなら、視認性や迫力ある大画面を重視するならActive 2 Square、従来型の時計らしい見た目や軽量さを重視するならActive 2 Round、という選択になります。
マルチスポーツ対応:運動機能とGPS性能を徹底比較

両モデルとも豊富なスポーツモードと高性能なGPS機能を備えています。以下に運動機能とナビゲーション機能を比較します。
項目 | Active 2 Square | Active 2 |
---|---|---|
スポーツモード数 | 160以上 | 160以上 |
センサー | ジャイロ、加速度、方位磁針、気圧計(高度計)、Ambient Light、温度センサー | 同じくジャイロ、加速度、方位磁針、気圧計、Ambient Light、温度センサー |
GPS | 5衛星対応(GPS/QZSS/GLONASS/BeiDou/Galileo)、オフライン地図・ターンナビ対応 | 5衛星対応(GPS/QZSS/GLONASS/BeiDou/Galileo)、オフライン地図・ターンナビ対応 |
GPS持続時間 | 約21時間 | 約21時間 |
実用例 | ランニング、サイクリング、スイム、登山、スキーなどあらゆるアウトドア活動に対応。オフライン地図を利用し、音声ナビゲーションでルート案内可能 | 同様にランニング、ヨガ、ゴルフ、スイムなど多数のモードで使用可。走行ルートのインポートや音声ガイドでナビも可能 |
どちらも160種類以上のスポーツモードを備え、最新のHYROX Raceやスキーなど新種目に対応しています。
内蔵GPSは5システム対応で精度が高く、連続GPS使用で最大約21時間走行データを取得できます。
また、オフライン地図をウォッチにダウンロードしてルート案内(ターン・バイ・ターン)が可能で、音声ナビ機能も両者ともサポートしています。
運動機能やGPSにおいては、スクエア版とラウンド版で特に性能差はなく同等レベルの機能が提供されています。

ヘルスケア機能:健康管理の違い

健康管理機能においても両モデルは共通の機能を搭載しています。比較表で確認します。
機能 | Active 2 Square | Active 2 |
---|---|---|
心拍数モニタ | 24時間心拍計測(BioTracker™ 6.0搭載) | 24時間心拍計測(BioTracker™ 6.0搭載) |
血中酸素 (SpO₂) | 24時間自動測定対応 | 24時間自動測定対応 |
ストレスモニタ | ストレスレベル計測、自動/手動測定 | ストレスレベル計測、自動/手動測定 |
睡眠トラッキング | 深度睡眠・レム・昼寝など、詳細な睡眠スコア | 深度睡眠・レム・昼寝など、詳細な睡眠スコア |
レディネススコア | 体と心の回復度を示すレディネス指標 | 体と心の回復度を示すレディネス指標 |
PAI健康評価 | PAIスコア対応 | PAIスコア対応 |
女性向け機能 | 生理周期トラッキング対応 | 生理周期トラッキング対応 |
両モデルは血中酸素、心拍数、ストレスレベル、睡眠解析など24時間ヘルスモニタリング機能をサポートしており、健康管理に必要なセンサーは共通です。
また、Amazfit独自のレディネススコアやPAI(Personal Activity Intelligence)を使った健康評価、女性向けの生理周期トラッキング機能も搭載しています。心拍データは新開発のPulsePrecisionアルゴリズムで高精度に処理され、これらはSquare版もRound版も同じシステムです。
つまり、ヘルスケア面では機能差はほぼありません。ユーザーはどちらのモデルでも同等の健康データ取得が可能です。
女性向け機能や高度な心拍解析についても、両者で同機能が使えます。
そのため、健康管理のニーズで選ぶ場合はデザインや画面サイズで好みが分かれることになります。
バッテリー性能:連続使用時間と充電時間

バッテリー性能は両モデルで共通性能です。主な数値を以下にまとめます。
項目 | Active 2 Square | Active 2 |
---|---|---|
通常使用 | 最長約10日 | 最長約10日 |
ヘビー使用 | 約5日 | 約5日 |
節電モード | 最大約19日 | 最大約19日 |
GPS連続使用 | 約21時間 | 約21時間 |
充電時間 | 約2時間で満充電 | 約2時間で満充電 |
両モデルとも典型的な使用で約10日間の連続使用が可能です。
節電モードに切り替えれば19日間まで延ばせます。連続GPS使用時は約21時間稼働し、長時間のアウトドアアクティビティもサポートします。充電は付属のマグネット充電台を使い、約2時間で満充電となります。これらの数値はActive 2 Square・Roundでほぼ同一です。
実使用でもバッテリー持ちは高く評価されており、過酷なトレーニングでも1週間以上充電不要で使い続けられる点は、どちらのモデルにも共通した強みです。
スマート機能:通知やアプリ連携の比較
スマートウォッチとしての「通知」「アプリ連携」など日常使いの便利機能は両モデルで共通です。比較表をまとめます。
機能 | Active 2 Square | Active 2 |
---|---|---|
通知機能 | 電話着信、メッセージ、アプリ通知(内容表示可) | 電話着信、メッセージ、アプリ通知 |
音楽制御 | スマホ音楽操作、再生・停止・曲送り可能 | スマホ音楽操作、再生・停止・曲送り可能 |
音声アシスタント | Zepp Flow搭載。音声で操作可能。Squareは返信対応が強化。 | Zepp Flow搭載。音声で操作可能。Squareは返信対応が強化。 |
アプリ連携 | Zeppアプリで詳細分析。サードパーティ連携あり。 | Zeppアプリで詳細分析。サードパーティ連携あり。 |
NFC支払い | 非搭載 | 非搭載 |
通話機能 | マイク・スピーカー内蔵。通話可能(Bluetooth経由) | マイク・スピーカー内蔵。通話可能(Bluetooth経由) |
常時表示(AOD) | 対応 | 対応 |
両モデルともZepp OS 5を搭載し、独自の音声AI「Zepp Flow」を利用可能です。
Squareは新世代モデルとして、音声でのメッセージ返信が可能になり、通知の利便性が向上しています。
通話機能はBluetooth経由でどちらのモデルでも使え、通話品質も安定しています。NFCは中国版限定機能で、海外版では使えません。
スマート機能に関してはほぼ同等ですが、Squareモデルが音声操作やメッセージ返信面でやや進化しており、ハンズフリーでの操作性を重視する方にはSquareが魅力的です。
価格とコストパフォーマンス:どちらを選ぶか
価格帯は以下のとおりです。
モデル | 価格 |
---|---|
Active 2 Square | ¥23,900 |
Active 2 – 標準版 | ¥18,900 |
Active 2 – プレミアム版 | ¥21,890 |
Squareはサファイアガラスや大画面、高級感あるデザインなどが反映され、価格はRoundモデルより高めに設定されています。一方、Roundモデルはスタンダード版なら2万円を切る価格で購入でき、コストパフォーマンスに優れます。どちらも搭載機能は非常に豊富で、同等の健康・スポーツ機能を持つため、選択の決め手は以下のように整理できます。
- Active 2 Squareがおすすめな人
- 見やすい大画面でデータを確認したい
- 高級感のあるデザインを重視する
- 音声操作を頻繁に使いたい
- 最新のスクエアデザインが好み
- Active 2がおすすめな人
- 従来の時計のようなラウンドデザインが好き
- 軽さや小型化を重視する
- 価格を抑えたい
- 必要十分な機能で満足できる
価格差を考慮すると、Active 2モデルは非常にコスパが高い製品と言えます。Squareモデルはより洗練された外観と新機能を望む方向けのプレミアム選択肢です。
ユーザーレビューの傾向
実際のユーザーレビューから読み取れる特徴は以下のとおりです。
Active 2 Square
- 大画面で通知やマップが非常に見やすい
- 高級感がありビジネスシーンにもマッチ
- 若干大きめで女性の細い腕には大きすぎる場合もある
- 音声操作の精度が非常に高い
Active 2
- 軽くて装着感が良い
- 丸形デザインでフォーマルにもカジュアルにも合う
- ディスプレイが小さいので通知文字が少し読みにくいという声も
- スポーツ時に邪魔にならない軽さが好評
多くのレビューで共通しているのは、両モデルとも「機能が豊富」「バッテリー持ちが良い」「GPS精度が高い」という点です。
特に健康管理機能は高評価で、Amazfit独自のレディネススコアやPAIが便利だと評判です。ユーザーの満足度は非常に高く、デザインや装着感が選択のポイントになっています。
まとめ:あなたに最適なモデルはどちらか?
結論として、どちらを選んでもハイスペックで後悔しないモデルです。大きな差はデザインと画面サイズ、価格です。
- デザイン重視や視認性を求めるなら Active 2 Square
- 軽さや時計らしい見た目、価格重視なら Active 2 (Round)
健康管理機能やGPS精度はほぼ同等で、どちらも日常使いから本格スポーツまでカバーできます。最終的には「大画面で最新機能を使いたいか」「クラシックデザインを選ぶか」が選択の分かれ目になるでしょう。Amazfitは全体としてコスパが非常に高く、どちらを選んでも満足度の高いスマートウォッチであることは間違いありません。
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