残業しない・させないテクニック8選!残業時間ゼロ仕事術を公開

「働き方改革」「価値観の多様性」が象徴するように、今の時代は残業時間を減らし、ライフワークバランスを整えることが求められています。 本記事では、あなた自身とあなたの部下の残業時間を減らすテクニックを8つ厳選してご紹介します。 目次 残業=当たり前は、異様で異質で非常識成果を高める方程式を記憶せよ川に飛び込んでから、渡り方を考えろ必要のない仕事はしないすべての仕事に期限を設けろワイガヤ・ブレストは甘えショートカットキーを駆使せよ創造的な仕事は午前中、ルーティンワークは昼食後最後に 残業=当たり前は、異様で異質で非常識 あなたの働く職場には「残業=当たり前」「残業=一生懸命働いて偉い」という雰囲気はありますか? おそらく、ほとんどの職場にそんな雰囲気があるでしょう。 しかしこれは、異様で異質で非常識と断言できます。 日本語由来の国際語の1つに「KAROSHI」があります。これは「過労死」です。 つまり「過労死」は日本独特の言葉で、国際的には「働きすぎて死んでしまうこと=異様」なのです。 海外とビジネスの関わりがある方ならピンとくると思います。 海外のビジネスパーソンは、日本に比べて定時ですぐに帰り、休暇もしっかり長期で取得する人が多いです。 海外の多くのビジネスパーソンは、仕事とプライベートをどちらも同じくらい大切にしています。一方で日本人は、仕事>プライベートの気質があります。 以上から「残業=当たり前」「残業=一生懸命働いて偉い」という価値観は、国際的には非常識な考え方ということは明白です。 「あなた自身が残業をしない」「あなたの部下に残業させない」を達成したいなら「残業=当たり前は、異様で異質で非常識」というマインドを持ちましょう。 これがはじめの一歩で、もっとも重要な考え方です。 成果を高める方程式を記憶せよ 「仕事の成果を高めるには、どうしたら良いですか?」 そう質問されたら、なんと答えますか? 「時間を費やして質を高める」「勉強してスキルを身につける」など思いつくでしょう。しかし、これらの回答は不正解です。 まず、仕事の成果は以下の方程式で表現することができます。 仕事の成果の方程式仕事の成果 = 時間 ✕ 能力 ✕ 効率 上の式から、仕事の成果を高めるには、「時間」「能力」「効率」を高めれば良いことになります。 しかし、残念ながら高めることができるのは「効率」のみです。 理由を解説していきましょう。 まず「時間」について、本記事の目的は残業ゼロです。よって時間は1日8時間と決まっています。よって時間を増やすことはできません。 次に「能力」について、確かに英会話・プログラミング・簿記などのビジネススキルを高めることができれば、ビジネスパーソンとしての能力を高めることができます。 しかし、それには時間が掛かります。ビジネススキルというのは一朝一夕で高められるものではありません。さらに、部下の残業時間を減らしたいとき、部下に向上心が無ければ部下の能力は高まりません。自分でコントロールできないことを、あれこれ悩んでも仕方ありません。 最後の「効率」について、ちょっとしたコツや考え方を変えれば、仕事の効率は劇的に高まります。あなた自身だけでなく部下の残業時間を減らしたい場合も、このコツや考え方を部下に守らせるだけで、仕事の効率は高まり、残業時間がみるみる減っていくでしょう。 次の章から、具体的な効率アップのコツや考え方を紹介します。 川に飛び込んでから、渡り方を考えろ まずはじめは、仕事をする上でとても重要な考え方です。 川を渡りたいとき、渡り方をあれこれ考える前に、さっさと飛び込んでしまった方が良いという考え方です。 川を渡るとき「泳いで行くか、船を探すか」「周りを探したら橋があるかも」「飛び込んで水が冷たかったらどうしよう」とあれこれ悩んでいると、川の流れが速くなったり増水してしまうかもしれません。 変化が激しい現代のビジネス環境でも全く同じことが言えます。 とりあえず飛び込んでみたら、意外に水温が温かいかもしれないし川の流れも穏やかかもしれません。水が冷たかったとしても、すぐに引き返して別の手を考えれば良いのです。 ビジネスの場合、例えば新しい営業の方法を考えろと上司に指示されたとしましょう。 このとき、あれこれ悩んで1日経過した人と、とりあえず思いついた策を実行してみて1日経過した人とを比べましょう。 前者は、何も得られずに1日が経過しています。後者は、例え失敗しても「この方法は失敗した」という情報を得て1日が経過しています。 同じ1日でも、その成果は雲泥の差です。 「川に飛び込んでから、渡り方を考えろ」という考えかたをあなた自身・あなたの部下に徹底させましょう。 必要のない仕事はしない ホワイトカラーの仕事は、良くも悪くも個人に大きな裁量権が与えられています。 ブルーカラーの例えば工場作業者なら、手順書に従って行動することが徹底され、必要のない動きは省かれます。 一方でホワイトカラーは、例えば上司から「報告書を作っておいて」と指示された場合、その報告書の様式・内容は、その人の裁量次第です。 ワードで10ページに及ぶ超大作にすることもできますし、メールで数行の箇条書きで済ませることもできます。 そして、ここに無駄な仕事の入り込む余地が生まれます。 このとき「必要のない仕事はしない」という考え方を持ちましょう。 具体的には「必要最低限のレベルはなにか?」を考え、それだけを実行します。 … Continue reading 残業しない・させないテクニック8選!残業時間ゼロ仕事術を公開